主催 わかなさん 「誰一人として置いて行かない」
12月22日、リレー講師のしほさんを招いてMOMEDリレーを開催した。
以前から連絡を取り合っていたカナダ在住のしほさんと大阪在住のわかなさん。
最初は、せっかく帰国するなら、一緒に大阪でたこ焼き食べようと約束をしたのがきっかけだった。
しほさんは、海外でもMOMEDを広めるために、NYで合宿を主催したり精力的に活動している。
その二人の想いがリンクして、今回開催となった。
わかなさんは、普段は主催などをするタイプの人間ではないが、何かに突き動かされるように開催を決めたという。その後、会場を予約したり、宣伝や広報、集客をほとんど全て一人で行っていた。
その原動力である想いは何なのかお聞きしたところ
「しほちゃんがリレーしてくれるMOMEDは、人の心を解放してくれる、そう確信があったんです。私は誰一人置いていかない、その場にいる人がとにかく安心して自分自身と繋がれる、そういう安心安全の場にしたい!という想いで取り組んでいました。」
お母さんかのような雰囲気を持つわかなさん。その包容力で一気に全員が朗らかになるのを感じ、最終的に、しほさんからは、「お母さん」と声をかけられ、その二人の掛け合いからも安心感を抱いたのが印象に残っている。
会場がすごく治安の悪いという有名な「西成」にもかかわらず(笑)、とても安心したのはやはりわかなさんの「誰一人としておいて行かない」という温かな気持ちがそうさせたのだろう。
リレー講師 しほさん「他人と繋がるのが苦手な人へ」
リレー曲は、「LOVER」と「カナタハルカ」
「LOVER」は、ライブ前にも沢山踊られているスタンダード曲。どんな時も明るい愛溢れる感覚を思い出させてくれる。
意図としては、男性性と女性性の統合、自分やパートナーと仲良くなること。
「カナタハルカ」は、MOMEDには珍しくペアで踊るのが特徴の優しい曲だ。
二曲とも相手が存在するMOMED。なぜだろうと思って、リレー講師のしほさんへインタビューした。
数々のMOMEDを主催し自らも講師の経験のあるしほさんだからこそ、何か想いがあると感じたからだ。
「大阪のMOMEDでは、自分との繋がりとみんなとの繋がりを感じるものにしたかった。自分と繋がるのが得意でも、他人と繋がるのが苦手な人がいると思う。前の私がそうだったから。だけど、人生は誰かに出会って拡大していくと思うから、この2曲がいいと思ったんだよね。」
ハッピー理論やエイブラハムを取り入れている人は、きっと自分と繋がることは得意だろう。社会全般的にマインドフルネスがスタンダードになり、瞑想や自分を大切にの風潮はどんどん広まってる。
SNSで表面的に繋がりがあるように感じるけれど、本当の意味での繋がりは薄れている時代に、しほさんのMOMEDはとても必要であり、これからの繋がりを作っていくものだったと感じる。
現に、私はそのMOMEDに行き、今このサイトを書いている。
私もしほさんと同じ想いだ。
これからMOMEDは爆発的に広がりを見せることだろう。なぜなら、創始者であるSACHIさんが、自由にリレーをすることを認めているからだ。
だが、そうすると、MOMEDにかかわらず、何でもそうだが創始者の想いが薄れてしまうのが通例だ。
広まるデメリットとでもいうだろうか。
私は、想いを大切に広がってほしいという気持ちでこれを書いている。
まだ、ヒマラヤで産まれたMOMEDについては書いていないが、誰がどこからアクセスしても軌跡を書き記したいと思う。
わかなさんの「誰一人として置いて行かない。」
しほさんの「人生は誰かと出会って拡大していくものだから、だから繋がりを感じられるMOMEDを選んだ。」
私は、きっとその二人の想いを文章に載せて、これから拡大していくMOMEDの未来へと繋げたかったのだろう。
これを書いているのは、2025年2月。
もしかしたら、MOMEDに初めて触れる人がこれを読んでいるかもしれない。大丈夫、安心してください。私たちは誰一人として置いていかない。
誰だって初めの一歩は存在する。みんな功績や実績を評価してしまうけれど、本当にすごいのは、初めの一歩だ。
想いは、未来を変える。その想いを載せた文章は、人の人生すら変える。なぜなら、その変革は喜びだからだ。
インタビューさせてくれた主催わかなさんとリレー講師しほさん。
お二人ともすごく喜んでくれて、それが何より幸せで嬉しかった。